つれづれ日記〜大切な毎日を忘れないように〜

料理をしたり、散歩をしたり、本を読んだり、ゲームをしたり、時々遠出をしたり、感動したり……そんなゆるく、てきとーな大切な毎日を忘れないように書き綴っていきます

子どもの叱り方

 

仕事柄というわけではないんですが、

すこしだけ、子どもを育てるということについて

かじったことがあります。

 

子どもといると、

どうしてこんなことをするの?

危ないってことがわからないの?

今忙しいのがわからないの?

なんてことを子どもがしてきて、イライラしてきて、怒鳴ってしまいます。

怒鳴ることで、子どもは一時は静かにはなります。

静かになるので、次からも怒鳴ることで静かにさせようとします。

でも、子どもも学習してきて、怒鳴っても効果が薄くなってきます。

そうなると、イライラも募ってきて……

バン!!

堪忍袋が爆発してしまうわけです。

 

ここで注目したいのは、

『怒鳴っても一時しか効果がない』

ということです。

怒鳴られた瞬間、子どもは怒鳴られた恐怖から静かになります。

ですが、

どうして怒られたのか

が分かっていないことが多いです。

 

よく考えてみてほしいのは、良いか悪いか分からないことをした時に

大きな声で怒られたら、皆さんはどうなるかということです。

大人なら上司からそのような怒られ方をしたら、どう感じますか?

 

恐らくはパニックになると思います。

怒りで腹わたが煮えくりかえるような思いをすることもあると思います。

それと同じことが、精神的に未熟な子どもに起きるのです。

 

そうなれば、

どうして怒られたか

は分からないだろうと思います。

子どもにどうして怒られたかをしっかりと伝えてあげないと、

同じ事を十中八九繰り返します。そうでなくても、繰り返すのですから、

分からないままだと、ほぼ繰り返します。

それで同じ事で怒って、を繰り返すと、だんだんと子どもも親も嫌になるのです。

 

それは効果的ではないです。

お互いが嫌な気持ちになる子育てはとにかく辛いのではないかと思います。

 

なので、

上手に叱ってあげる必要があります。

『叱る』と『怒る』ではニュアンスに微妙な違いがあります。

叱るは口が付いていることから、言葉で諭す。

怒るは心が付いていることから、感情で話す。

なので、私の中では、この2つは明確に違うと考えています。

 

子どもが何か違うことをしたのであれば、

叱る方が遥かに効果的です。

なぜかというと、

①なぜ悪かったのかが頭に残りやすい。

②怒られるのと違い、パニックにならない。

③2回目以降でも、あの時こういう話をしたよねと言える。

などなど、いろいろなメリットがあります。

とかく、一番のメリットは、

『子どもに話が伝わりやすい』

ということです。

 

子どもが無知だからといって、侮ってはいけません。

知らないだけで、本当は賢いのです。

よく『親の背を見て、子は育つ』なんて言いますが、その通りです。

親の話を聞いて、親の表情や仕草を観察して、雰囲気を感じ取るのです。

それが子どもを育てていきます。

つまり、子どもは自ら学習をしていくのです。

 

だからこそ、子どものわかる言葉で、理由を話して諭すことで、

子どもの理解を目指します。

そのあとで、きっちりと約束をします。

この約束を取り付けてしまえば、もう完璧です。

今後はその約束を元に叱ればいいのです。

感情的に怒るよりも、遥かに効果的です。

 

ただ、勘違いしてはいけないのは、何でも優しくというわけではありません。

厳しく伝えなければならないこともあるので、

ある程度は怒ってますよ、というアピールも必要です。

腕を組んで、難しい顔をするだけでも効果はあります。

ニヤニヤと悪いことをするのであれば、

「それは面白くないよ」

というのも効果的です。

あくまで、感情を『演出する』のであって、感情的になるとは違います。

 

子どもは未来の宝!

上手に叱って、楽しく、かつ効果的に子育てしていきたいですね!