怒るということ。
ここ数年、感情を露わにして怒った記憶がないなあと思い、
怒ることについて考えてみようかなと思います。
怒るということは、何かに対して不満がある、
もしくは何かに期待していて、裏切られたから怒る、
ということが多いと思います。
よく男の人が浮気をして、それに怒るという話を聞きますが、
それはその人のことが好きで好きで信じていたのに裏切られたから怒る
という感じではないかなと思います。
もしも最初から彼のことを信じておらず、『まあ、浮気するよな』くらいに構えていれば、彼に対して怒らず、許すか淡々と別れ話が出来るはずです。
期待しているからこそ、裏切られたり思い通りにいかなかったりで怒れてくるのかなって思うのです。
裏を返せば、怒ることのできる人は誰かを信じようとすることのできる優しい人、
もしくは現状に満足せず上を目指せる人、
なのではないかなと思います。
怒りを表に出してしまうのは周りの人に迷惑ですが、
それを飲み込んで前に進む力に変えることが出来たなら、
それはその人にとって大きな力になるような気がします。
どちらも自分にないものなので、少し羨ましいなと感じます。